ブログ
薄墨桜
- 2025.04.13
街の桜はすっかり葉桜となり、春の終わりを感じさせる風景が広がっています。今年もあっという間に桜の季節が過ぎ去ってしまいましたね。
しかし私たちのルーツである「薄墨桜（うすずみざくら）」は、これからが本番です。ほかの桜が散りゆく中、ひときわ遅咲きのこの桜は、春の名残を惜しむように美しく咲き誇ります。どこか儚げで、静かな力強さを持つその姿は、毎年多くの方の心を打っています。
そんな薄墨桜にちなんで生まれた銘菓「薄墨羊羹」。この羊羹は、夕暮れ時に舞う桜の花びらをイメージして作られています。中に散りばめられた豆は、まるで薄暮の空に舞う花びらのよう。
今年の春も、もう少しだけこの桜とともに。ぜひ、薄墨羊羹とともに、春の余韻を味わってみてください。